高校新クラス

高校新クラス

日常で起こる事象を「自分事」にした時に、すべてが学びの材料となるかえつ有明高校新クラス。2015 年度からスタートし、2 0 2 0 年を迎える今も「高校新クラス」と呼ばれる所以は、常に進化し続ける教育にあります。

主体性を持った生徒たちは、授業の枠を超えて、さまざまなプロジェクトを立ち上げます。対話しながら協働し、深い学びを展開する3年間は創造性に満ちています。

本質的学びはケンブリッジから

国際主任 イアン・ダニエルズ

私たちは本校の生徒たちに、かえつ有明高校の生活を通して、まさに世界に出る準備をして欲しいと願っています。つまりその場に応じた適切な判断をしたり、その判断に基づいて行動したり、その結果に対して良かった部分を取り入れたりするのに必要なツールや思考の方法を提供できれば、と思っています。それは大きな目標ですが、そこに到達するための最も簡単な方法は、まずは生徒たちに深く学ぶ経験をしてもらうことだと考えています。そして、その振り返りを通して、自分自身や周りの世界をよりよく理解することができるようになるのです。
この旅で、生徒たちは日頃快適に暮らしている場所から連れ出されて、「あたりまえ」の感覚を疑う機会を得ます。プログラムは2週間で、その間、名声高く定評のある語学学校によって準備された、さまざまな活動を含むプログラムに参加します。ここではことばや文化について学ぶだけでなく、色々なプロジェクトや今までの考え方を見つめ直すマインドセット、チームビルディングなどの養成に集中的に取り組みます。またそれは、2週目に取り組むイノベーションとマーケティングのプロジェクトに必要になるよう組まれています。このプロジェクトでは、グループで製品やアイデアを創造し、お互いに競い合い、誰がその課題に最も適切に対応し、聞き手に対して誰が最も効果的に自分たちの作品をプレゼンできるかが試されます。
2週間のホームステイ、語学学校のプログラム、人気の観光地や文化的なスポットでの自主行動中心の旅行、そして帰国前後に設定される、その場に応じた色々な課題に取り組む中で、生徒たちは新たな経験をし、また振り返る機会があります。つまりこの旅は、先生の計画にそって行動することよりも、学びの主体は生徒自身だと認識すること、そしてそうしたことを考える機会を、私たちが提供することを大切にしています。
つまりは、楽しみながら経験を積み、自分と対話し、考えたことを振り返りながら次に生かそうとし、クラス全体としても成長することを期待しているのです。こうして、自分自身の未来を設計するために必要なPOWERの養成を、ここケンブリッジから始めます。

Homestay and Cultural Exchange

2週間イギリスの家で生活すると、日々の生活が少しずつ違うことに気が付きます。ことばの壁や異なる食べ物、そして新しい家のルールなど、課題を克服していくのです!そしてケンブリッジの街と言えば、広い道路、たくさんの公園、たくさん...

Onsite Activities and Challenges

実生活で多くの問題を解決するためには、目標や目的、そして誰を対象にしたものなのか、を理解することが重要となります。つまり、あなたは誰とコミュニケーションをとろうとしているのか、そして、あなたは何を達成したいのか、ということ...

Cultural Trips

自分自身、社会、そして世界を見つめ直すために様々な場所に行き、様々なことを経験してもらうことは、POWERを伸ばすのには最適な方法です。ですから、文化や歴史についてより深く理解するために、色々な土地に出かけていきます。学びの主体...

Innovation / Design Project

今日、私たちは「捨てる」社会に住んでいます。これは私たちの資源、惑星、そして今後の生活にどのように影響するでしょうか。私たちは教育と革新を通してこれを解決することができます。つまり、問題に対する意識を高め、より持続可能な技...

プロジェクト科

探究型の学びの感性とスキルを身につける

対話をしながら人との関係性や自分の軸を育むプロジェクト科。他者から多様な感性・思考を学びながら、自分自身が探究し続ける意義を見出す、かえつの学びの基礎となる授業です。

プロジェクト科とは

プロジェクト科では自身が設定したテーマに対して探究的かつ実践的な姿勢で取り組むことを第一にしています。
そのために次の3つの観点
①学び方を学ぶ ②自分軸を確立する ③共に生きる
が授業のデザインとして常に意識されています。
探究でもっとも大切なことはテーマ設定です。面倒なことや困難が降りかかっても向き合い続けるモチベーションを維持できるものなのか。もちろん最初からそのようなテーマに出逢えることはありません。まずは、自分自身でも整理できていない自分が大切にしている想いや価値観と向き合うために観点②の自分軸の確立のための時間が大切になります。
例えば、自身の価値観に気づくために「価値観ワーク」を実践したり、理想とする環境を創り出すために自分はどのような存在なのかを問い続けたり、多様な生き方を数多く目の当たりにすることで自身の進む道を明確にするなどです。
そして次に大切なのは、現れ始めた自分の想いや価値観を素直にさらけ出せる場の存在です。誰もが安心して自分らしく表現するには、共に探究する仲間の受け止め方が重要になります。表現されるものが拙くても、不十分でも、受け手の価値観と反するものだったとしても反応的にぶつかり合うのではなく、まずは受け止める。自分の感情や大切にしている想いは大事にしつつも相手の感情や想いにも寄り添い、統合していく世界観を養っていく。例えば互いの感情に意識を向けた「共感的コミュニケーション」のトレーニングや関係性の質を高める「ポジティブ相互インタビュー」や「パターンランゲージ」を利用した経験の共有、他者との対話から意味を紡ぎだす「ダイアローグ」や全体性・主体性を発揮するワールドカフェやオープン・スペース・テクノロジーなどの実践です。
以上のことが整って初めて、安心して素の自分で探究に向き合うことができ、観点①の探究のためのスキルと理論を思う存分習得できるのです。
それぞれが自身の価値観に従い、ただし多様な声に耳を傾けながら、授業の枠を超え、新たな仲間と共に理想とする未来を創りはじめていきます。

Project の流れ

プロジェクト科では自らの興味・関心と向き合い、「答えのない問い」の「答え」を創造します。
そのために、「自分らしく飛び立てる学びの場をつくる」ことを大切にしています。

学びのプロセスで、自分は何者かを知り(自分軸を確立する)、
多様な価値観を深く理解し(共に生きる)、
変動する社会で自分たちなりの生き方を創造する力を身につけます(学び方を学ぶ)。

生徒たちが主体的に立ち上げるそれぞれのプロジェクト

常に「自分は何がしたいのか?」「どんなことに興味があるのか」と向き合うプロジェクト科。この学びを経験した生徒たちは、自分たちでプロジェクトを立ち上げたり、創作活動を行うなど、主体的な探究学習に取り組みはじめます。教員の基本的なスタンスは「自分でやってごらん」。必要な基本知識や、NGO 団体や大学の研究者の紹介など、最小限のサポートだけで、プロジェクトは生徒の手によって動き始めます。

ツバルの現状を知り、居ても立っても居られなくなって動き出したプロジェクト

ツバルという国が水没の危機に瀕していることを知り、自分たちにも何かできるのではと、実態を知るためにクラウドファンディングで渡航費用を集めた。夏休み1か月を利用して調査に行き、ツバルの現状、日々の暮らし、生活上の不安など島の人...

自作のSDGsカードゲームを使って、世界のできごとを自分ごとにする中高生を増やすことを目的としたプロジェクト

プロジェクト科での経験から、様々な事象を自分ごととして見たときに課題が浮き彫りになってくることに気づいた。自分の人生を他人のことのように考えていたり、諸々の問題で苦しむ姿を現実のこととして見なかったりすること...

ランゲージアーツ

「英語」の授業は「LA=ランゲージアーツ」と呼んでいます。「ランゲージ」は言語、「アーツ」は技術です。日本語と同様に、英語を操る技術をトレーニングするのが、かえつの「ランゲージアーツ」の授業です。

2つの側面からランゲージアーツを学ぶ

ランゲージアーツの習得には、2つの側面があります。1つは英語を実際に使うトレーニング。リサーチをし、文章を書くなど、英語を使う活動をしながら、英語に慣れる授業です。もう1つは英語の仕組みを理解したり、異文化理解の側面から英語を学ぶ授業です。ランゲージアーツ週6時間のうち、大半がネイティブによる授業です。「中学のときから英語が苦手だから不安」になる必要はありません。英語は単なる道具なので、使えば誰でもできるようになるというマインドセットこそ必要なのです。

01

ロジカルにクリティカルに考える

ランゲージアーツの授業の1つの目的は、単に単語や文法をたくさん覚えることではなく、自らの主張をロジカルに発信し、他者からの情報をクリティカルに受け取ることができるようになることです。どう組み立てればロジカルに発信できるか、どうすればクリティカルな目が養えるのか。授業を通して様々な題材を扱いながら、トレーニングしていきます。

02

情報をキャッチし、自分の意見を組み立て、発信する

世界中の英語を使う人々と情報交換するためには、いくつかの約束事があります。特に、自分の主張はしっかりと伝え、根拠をもって説得できることが重要です。そのためには、「パラグラフ」を意識し、「主張→根拠→結論」というフォーマットに当てはめて表現することがとても大切です。こうしたトレーニングと並行して、英語でコミュニケーションを効果的にとる練習を重ねていきます。

03

英語という言語の仕組みを理解する

「英語が上手に使える」という場合、必ずしも発音が素晴らしい必要はありません。伝えたいことを正確に伝え、相手の言っていることを誤解なく受け取ることができることがより大切だと考えています。そのためには、語彙力だけではなく、内容を理解するための手引き、つまり語法や文法を身につけることが重要です。ただ、文法を「知っている」だけでは役に立ちません。文法の大切さを体感し、自分のものにするためのトレーニングが必要になります。

異文化理解
異文化や世界での様々な問題(SDGsなど)に関するトピックを取り上げ、自分の意見をエッセーに落とし込みます。もちろん、英語で書くので、語法や文法にも注意を払います。
文法理解
文法用語をただ暗記するのではなく、英文法のパターンを生徒自らが発見し、その精度をあげていくなど、文法を能動的に学び、身につけます。
英語読解
ニュートレジャーのテキストを基本として、トピックにあったインターネットニュースなどを取り上げながら長文を読解します。英文を日本語に訳すのではなく、ひとつひとつの文章の意味や成り立ちを確認しながら、文章全体の理解を深めます。
国際主任

Ian Daniels
イギリス出身

プログラム・コーディネーター

Stuart Brady
イギリス出身

フィロソフィープログラム・コーディネーター

James Hill
オーストラリア出身

John Milestone
アメリカ出身

Jeremy Wilgus
アメリカ出身

Jobelle Zamora
フィリピン出身

Hannah Brown
イギリス出身

Nikolas Serbic
カナダ出身

新クラス 進路

大学合格情報  ※高校入学クラスのみ(2018,2019年)

お茶の水女子大・国際教養大・東京学芸大など

国公立
合格 4

学習院大・明治大・青山学院大など

GMARCH等
合格 19

早稲田大・慶應義塾大・上智大など

早慶上理ICU
合格 19

King’s College Londonなど

海外大学
合格 14

Return to Top ▲Return to Top ▲