留学も佳境ですがまだまだレポートが届いてきます。少しペースを上げてアップしていきます。
今回はアメリカに留学中の生徒からのレポートです。
この留学期間には人を中心的に見ていましたが、家庭でも職場でも人々の自由度が高い所が目に留まります。
私がお世話になっている家庭では、情報通信機が様々な所にあり、それを元にコミュニケーションを
取ったりすることが多いように感じられます。それは学校でも同様で生徒たちもスマートフォンを
もはや手放せないものとして、常に所持、使用しています。学校にWIFIが通っており、生徒たちは
授業中や授業時間以外娯楽や、チャットなどに使用しています。
また、特に何か教師から注意を受けない限り基本的に自由です。授業でもネットは使われており、
一部の課題や、連絡、各個人の成績も生徒用アカウントが用意されており、情報の分配がとても速やかです。
これらはグーグルのアカウントとアプリを使用しているので、テバイスにも左右されません。
授業では意見や、発言も随意に行われ、求められていますが、基本的に成績は自己責任で課題に取り組む人や、
取り組まない人に分かれます。生徒は基本的に自分の意見を持っていることが多いのですが、
自分の意見が常に正しいと考え、全体を俯瞰し、なぜほかの意見が自分のものと違うのか理解しようとしない節があります。
また、教師にも問題をなぜそうなるかを生徒に重点的に伝えますが、一面的な情報であったり、
一部情報を伝えない場合があり、最終的に自分の意見を納得させにかかろうとする場合もあります。
娯楽面では多岐にわたりますが、ゲームセンターや、映画館を見ると工夫が少なく、
日本と比べると物足りなさが感じられます。その代わり、パーティが開催されることが多く、
何か理由をつけては開かれることがあります。特に交友関係が多い人ほど、
誕生日などで立食形式であったりすることがほとんどです。これはパーティという機会を元に
コミュニケーションとして談笑することが目的であることが伺えます。
このことからアメリカの一般家庭では物的娯楽では満足できない欲求をパーティという形式でもって
まかなっていることが伺えます。また、民主主義の名の元にある程度一定の政治観を持っている人々が
多いのが特徴です。それらの人々はメディアを通して情報を入手しているので、意見が偏ることが全体的に受けられます。
例えば、ホストファミリーや学校のまわりのほとんどの人々がヒラリー・クリントン支持者で反トランプ主義者でした。
アメリカのニュースチャンネルや新聞は局によって情報の伝え方が決まっているので、
特に人々の意見が偏りやすいかもしれません。スーパーなどを見ると基本的に商品が大きく、
商品の配色が豊かです。レジではラインが敷かれていて、効率的に会計が行われ、カードの支払が一般的です。
これらが今のところの留学生活で私が見聞きしたことを元にした私の見解です。