高校1年生は、7月13日に日本の伝統文化である歌舞伎を見に、国立劇場まで行ってきました。
公演の前半は学生向けに歌舞伎の基礎知識を説明していただく等、学生対象にアレンジしたプログラムを用意してくださいました。
そのおかげで、歌舞伎に馴染みがない生徒たちも、だんだんと歌舞伎の世界に引き込まれていったように思います。
後半は、「日本振袖始」という作品を鑑賞しました。
八岐大蛇(やまたのおろち)の生贄となった稲田姫を救うべく、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が大蛇退治に向かう話です。素戔嗚尊と大蛇が戦う場面では、竹本と呼ばれる語りとともにダイナミックな演出が繰り広げられ、観る者を圧倒しました。
グローバル社会と呼ばれる今日ですが、自国の文化にも目を向け、改めて日本の良さを理解し尊重することは、我々日本人にとって大事なことだ、とふと感じました。