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高1 総合学習 ~「働く」を考える~

DATE : 2019/2/2

高校1年生は、2週にわたって「働く」ことについて考えるワークを行いました。

これまでも10期生は大学や職業について調べ、自分の進路を模索してきました。そして今回は、あらゆる職業の根源にある「働く」という行為にフォーカスして、自分自身の職業観・仕事観を構築していきました。

1週目は、働く意味にはさまざまなものがある、ということに気づくワークを行いました。あるサイトで、「宝くじが10億円当たったら仕事を辞めるか?」というアンケートをとったところ、「辞める」と答えた人は50%弱でした。この結果を見た生徒たちからは、「10億円あったら一生遊んで暮らせるじゃん!」「10億円あっても何すればいいんだろう…」「その時みんなは働いてるから、自分だけ働いていないのもなぁ…」「10億円あっても死ぬまで生活できるか不安だし、結局働く」など様々な意見が挙がりました。

「じゃあ『働く』意味って何だろう?」

改めてその疑問について、実際に仕事をしている人のドキュメンタリー動画を見ながら考えていきました。

 

2週目は、様々な職業で働いている人たちの雑誌記事やコラムを読み、グループディスカッションを通してさらに理解を深めていきました。「お金を稼ぐ」「専門性を高める」「社会を変える」「自己表現」…仕事に対する考え方は1人1人違うと思います。ですが…

 

働く意味=「生活する」+α

 

我々としては、この+αを大事にしてほしいと思っています。つまり、お金を稼ぐこと以外のもう一つの価値です。働くことによって得られること・気づくこと、そのような自分にとっての働く意味を少しでも見出せたとき、自分の視野は大きく広がるのではないでしょうか。

 

今回のワークだけで、1人1人の価値観や仕事観が大きく変わったわけではないと思います。ただ、さまざまな考えに触れることで、それまで漠然と考えていた自分の価値観・仕事観がより具体的になり、改めて自分の考えを大切にしたいと思えたならば、それもまた素晴らしいことだと思います。

 

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