2月6日(木)に『四月の永い夢』などの作品で知られる中川龍太郎監督の最新作『静かな雨』(2月7日(金)より公開)の公開前の上映会を、高校新クラスの生徒4名を中心に開催いたしました。主催した高校生4名は俳優を目指していたり、メディアに興味がある生徒たちでした。上映会には映画鑑賞を希望する約40名の生徒と保護者の方々にご参加いただきました。
本作品は、「羊と鋼の森」で知られる作家・宮下奈都さんが執筆した、第98回文學界新人賞佳作のデビュー作を映画化したものです。短期間しか新しい記憶を留めておけない女性と、彼女と向き合う青年を描いた作品で、中川監督作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』で主演した仲野太賀さんと、元乃木坂46の衛藤美彩さんが主演を務めています。2019年・第20回東京フィルメックス観客賞を受賞し、他にも数々の映画賞を受賞している中川監督と、上映後、高校生と対話する場もあり、大変盛り上がりました。