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【2021年夏の大会報告】

6月：ミスダンスドリル　地区大会（中高）

7月：中体連（カノン）・ミスダンスドリル全国大会（中高）・USAダンス学生新人大会（中高）

今年のダンス部の夏は、大会が重なりました。子どもたちはタイトな日程とコロナ渦の影響による限られた環境の中でも、自分たちにできることを一生懸命やってくれていました。

写真は、7月30日に大阪で行われた、中学ミスダンスドリル全国大会Jazz部門で全国第1位を取った時の様子です！

移動中の明るい様子から一転、会場についてからは全国の雰囲気にのまれかけ、ウォーミングアップやリハーサルの時の動きには硬さがありました。ところが本番になると、漂っていた緊張感を吹き飛ばすような笑顔で、踊りきりました。

会場には入れないにもかかわらず、保護者の方も何名か駆けつけ、サポートをしてくださりました。大会後、子どもたち自身の口から「周りの人のサポートに感謝しよう」といったことを話してくれて、私自身心が温まりました。

高校生はヒップホップ部門で全国大会へ進みました！入賞には至りませんでしたが、彼女たちらしく健闘してくれたと思います。

お互いに声を掛け合いながら、高めていっている様子は練習中はもちろん、大会の演技直前まで行われており、自分たちでチームの雰囲気を作っているような様子がうかがえました。

大会後、どの子も「自分たちのダンスに満足している」ということを言っていたのが印象的でした。ダンスは競技である前に表現活動だと思います。自分たちの想いや積み重ねてきたものを「表現できた」という実感が彼女たちの中にあったのだと思います。こういった、普段の練習では感じることのできないものを感じられるのが、大会なのだなぁとつくづく思いました。

中学生にも高校生にも、この経験をダンス部に還元してもらいたいですし、自分たちの今後の活動・生活の糧にしていってもらえたらなと思っています。