学校生活

中2 民家宿泊体験

DATE : 2019/10/25

【1日目】

朝7時半に東京駅丸の内地下南口に生徒が集合しました。
概ね遅刻することなく、元気な姿で集まっています。
緊張・不安・楽しみ…色々な感情を胸に生徒は出発の刻を待っていました。

新幹線では、クラスメートと交流を深め、ガールズトーク・メンズトークを繰り広げていました。
また、じっとしていられない男子はトイレなのかブラブラしたいのか…落ち着きがありません。 

新潟到着。
あいにく小雨が降っています。
生徒・教員の中で一抹の不安が…。
「稲刈りできるのか」or「稲刈りやるの…」

ホテル角神にて昼食です。
ここで印象的だったのは、生徒がカメムシに反応しすぎなこと。
都会ではお目にかかれないカメムシに、わぁーきゃーっと騒いでいます。
そして…まだ不安が…。
「まだ雨降ってるけど、稲刈りやるの…!?」

稲刈り場に到着。
早速、衝撃が!!

「はい、靴と靴下脱いで、裸足で移動してくださ~い」とインストラクターの方の言葉。

生徒は文句も言わずに、しかし、きゃーきゃー言いながら移動します。
大地を自分の足で踏みしめ、自然を感じます。

と、空を見ると……雨がやんでいるじゃないですか!!
学年主任は雨男ですが、それを凌駕する阿賀町観光協会の方の晴れ男っぷり!

問題なく稲刈り体験開始です。

最初は泥の感触に戸惑いはあったものの、4月に田植え体験をしたことがいい影響を与え、ガツガツ刈っていきます。
教員の一部も気合を入れて参加します。

最初は「いやだ~」とか「「汚れたくない」と言っていたのに、いつしか体操着やジャージが汚れるのも気にせず没頭していきます。
刈るだけ刈って、まとめる作業がなかなか捗らず、現地の方にはご迷惑をおかけしましたが、生徒たちの表情には満足感が滲んでいました。

最後、生徒のお礼の言葉には「普段何気なく食べているお米がこれだけ大変な工程があったなんて…」。
大変貴重な経験をさせていただきました。

さぁ、いよいよ民家の方々との対面です。

一気に緊張感が高まりますが、民家の方々の温かい雰囲気に生徒たちもほっとした様子です。

様々なことを学んでください!

そのお言葉の通り、生徒たちには日常では体験できない貴重な、そして素敵な体験をしてもらいたいと思います!

教員も、もちろんチームビルディング、研修を行います!

それぞれの様子を今後もご紹介できたらと思います。
また、稲刈りの様子は阿賀町観光協会のフェイスブックにも載っていますので、是非ご覧ください!

 

【2日目】

1日目の悪天候が嘘のように晴れ渡った2日目。

生徒たちは農作業体験や川遊びなど、ワクワク体験をするのでしょうか?
教員は二手に分かれて巡回です!
行く先々、生徒たちが興奮気味に体験したことを報告してくれます。
「私たちで、こんなに芋掘ったんだよ」「カメムシがたくさんいてやばいです」 *今年はたまたまカメムシが大量発生した年でした
「川の水冷たい」
「民家の方がいい人過ぎる」
など。皆、都会では体験できないようなことを沢山体験できたようで、充実感が表情に表れた2日目でした!
続いて、3日目。
2日目と違い、曇り空ですが中身の濃い1日を過ごしたようです。
ドライブしたり、畑耕したり、作物収穫したり、温泉入ったり…
「寂しい」
「まだいたい」
「カメムシやばい」
「お別れが辛い」
などの言葉から、民家の方々に良くしていただいていることがわかります。
最後の夜も語り合ったり、思い出を作ったり、素敵な夜となったことでしょう!
次は最終日。お別れです。どのような表情で生徒は集まってくるでしょうか?
お楽しみに!

 

 

【4日目】

外はあいにくの雨。

阿賀町とのお別れを惜しむ涙のよう。
9時半頃
生徒が続々と集合場所に来ます。クラスメートとの久しぶりの再会に、嬉しそうです。早速、お互いの体験を共有しています!
民家の方々も閉校式に参加するため、お忙しい中来てくださいました。
閉校式では温かいお言葉をいただき、生徒からも食べ物の大切さに気づいたことが語られました。おそらく農作業の大変さや、作物に対する愛情が芽生えたのでしょう!他にも得るものが沢山あり、今年度の民泊も大成功に終わりました!
最後はお世話になった方々と記念撮影です。
「またね」
「ありがとう」
「元気でね」
「寂しいよ…」
笑顔や泣き顔もありました。
生徒にとって第2の故郷が誕生したのではないでしょうか。
 
阿賀町の方々
4日間大変お世話になりました。皆様の温もりや愛情、優しさのお陰で今年の民泊も成功となりました!本当にありがとうございます!
阿賀町観光協会の方々
毎日、奔走してくださり本当にありがとうございます!教員のリクエストを嫌な顔1つせず受け入れてくださり、感謝しかありません!
 
生徒たちは1つ成長して東京に帰ってきます。優しさ・思いやりを体験したことで他者を受け入れる『器』が広がったのではないでしょうか?
ただ、楽しかった!ではなく、必ず今後の人生に生かしてください!そして、機会があれば自分の大切な人と、大切な人に会いに阿賀町を訪れましょう!
以上、13期生民泊の報告でした。
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