本校の高校3年生が「マイクロプラスチックストーリー~僕らが作る2050年~」という映画の自主上映会を開催いたしました。
当日は映画鑑賞の後に映画監督との対話やワークショップ等も合わせて実施し、生徒や保護者が約30名参加していました。
以下が主催した生徒からのコメントです。
「このプロジェクトを通して、参加者の皆様のマイクロプラスチックへの意識は変わりました。これをきっかけにそれぞれが小さなことでも行動を起こしてくれるといいなと思っています。また、次にこのようなイベントを開催するときは人の意識を変えるだけでなく、そのあとのアクションを起こすアフターフォローもしたいと思います。ただ問題意識を深めても行動を起こさなければ意味がないので、次はそのアクションも一緒にサポートできるイベントを企画したいと考えています。
エコバッグを持ち歩いてビニール袋を貰わない、マイボトルやタンブラーを持参しペットボトルを購入しない、服を余計に買わない、海辺のごみ拾いなど、小さなことでもできることはあり、それはゼロではないとこのイベントと監督のお話から改めて思いました。これからも人のプラごみ問題への意識を深めていき、共にアクションを起こせるような活動を続けていきたいと思います。
ご協力してくださったカフェテリアカルチャーの竹田様、スタッフ様、そして佐竹監督、貴重な体験をありがとうございました。」
参加者からの感想の一部をご紹介します。
・「マイクロプラスチック(mp)の問題提起だけの映画を観るのかなと軽く考えていたら、活動が多岐に渡りその内容の深さに驚いた。海洋汚染や海洋生物への悪影響だけでなく、日々の水や空気にまでmpが含まれていると知り、もはや子どもとか大人の区別なく、誰もがmpとの関わりを毎日1mmずつでも変えていかなくてはならないと強く感じた。」
・「映画の内容で思っていた以上に考えさせられました。そのことを、参加のメンバーと素直に話し合えたことはとても良かったと思います。また、その後に監督から映画の背景やこれから自分たちができることを力強く語っていただいて生の声が聞けたこともとても良かったと思います。」
・「内容。テーマ。監督との対談。グループワーク。盛りだくさんで良かったです。このようなイベントを重ねていけば、よりグループワークの際の会話が弾み、ファシリテーションの腕も磨かれると思います。ぜひ続けて欲しいです。うちの子は中1でかえつでは最年少なので、同級生だけでなく先輩方と一緒の時間が共有できたのは素晴らしかったです。親としてもうちの子が短かったけれども意見を言ったり書いたりしている様子を見れたことは幸せでした。」