学校生活

【高校2年】東北修学旅行

DATE : 2021/11/4

高校2年(A組は別行程)では,2021年10月20日~23日に東北修学旅行として,宮城県を訪れました。主に,被災地での震災学習,市内での自主研修,それぞれが希望する体験学習をして過ごした4日間でした。

 

1日目は東京駅に7:20集合。うきうきわくわくで早くて6:40に到着した生徒もいたようです。
はやぶさ103号(新幹線)で一ノ関駅へ。車内では,会話は控えなければならなかったので,各自スマホや隣の人とトランプをして過ごす生徒が多くいました。
一ノ関からはバスで中尊寺を散策,昼食をとり,毛越寺を散策しました。あいにくの雨で少し寒かったです。
そしてホテルに到着。1部屋2~3人で過ごしました。

 

2日目は,10年前に発生した東日本大震災の被災地である女川町と石巻市を訪れ,現地で実際に地震を体験した方々のお話を聞いてきました。
私が引率した石巻市グループでは,約15人1グループとして,語り部の方1名とガイドの方1名がついてくださり,当時の状況を細かくお話いただきました。
訪れた場所は,あたり一面芝生とコンクリートできれいな状態に整備されていましたが,当時の写真を見ると,たくさんの家があるのがわかりました。
資料館では,泥まみれになった上履きやリュックサックなどの実物を見ることができました。
ニュースでしか見たり,聞いたりしなかった現地の生の様子を実際に見ることができた生徒は,よりこの大震災について深く考えることができたようです。

 

3日目は,ジップライン,焼き物づくり体験,フルーツ狩りの3つのそれぞれ希望するアクティビティに分かれて体験学習をおこないました。
ジップラインでは,最初にロープの持ち方や着地の仕方のレクチャーを受け,1人5回チャレンジしました。回数を重ねるごとに手を離したり,寝そべった格好で楽しみました。
焼き物づくり体験では,最初教室の先生から粘土の練り方や作品の見本などを見せていただき,スタートしました。教室の先生は簡単そうに作っていましたが,いざ自分が作り始めるとものすごく難しい!試行錯誤しながら思い思いの作品を作り上げました。完成した作品は焼き上げて,およそ2か月後に届くようです。完成が楽しみですね。
フルーツ狩りでは,いまが旬のりんごを採りました。1人3個持ち帰り,修学旅行明けのお弁当で持って来ている生徒もいました。甘くておいしかったそうです。

 

自主研修は2日目午後は仙台市内,4日目午前は松島市内を散策しました。天気には恵まれ,各グループずんだ餅を食べたり,カフェでお茶を楽しんだり,友だち同士最高の時間を過ごしたそうです。

 

コロナの状況で,実施が危うかった修学旅行ですが,無事4日間実施ができました。いろいろな制限がある中,高校生活最後の修学旅行が最高の思い出になったようで,我々教員としても嬉しい限りです。
これで,大きな学校行事は終わりました。さて,12期生,受験に向けて団結して頑張っていこう!!

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