バスケットボール部

中学男子バスケ部 江東区冬季大会 第3位!!

DATE : 2020/2/20

2月16日(日)に江東区冬季大会スナモカップの準決勝を戦いました。

対戦相手は第三砂町中学校!新人戦でもわずかな差で勝てなかった相手と決勝進出をかけて戦います。

第1Qから選手達は気合が入っており、新人戦のリベンジに燃え、メンタルの強い第三砂町中の選手達を圧倒し、2点のリードを奪いました。

1Q かえつ中 14-12 三砂中

第2Qは毎回ペースが落ちる時間帯であることを伝え、選手達を送り出しました。両チームともに前半をリードして折り返したいという気迫がOFでもDFでも表れ、超ロースコアのクウォーターとなりました。

2Q かえつ中 5-4 三砂中

3点のリードを持って前半を折り返し「この3点差が今後ひびいてくるだろう」と予想しつつ、選手達と第3Qに向けて話し合いをし、強い気持ちと冷静な判断力をもって第3Qを戦うように指示をしました。第三砂町中は前半のビハインドを跳ね返し、さらにリードを奪うために猛攻を仕掛けてきました。逆にかえつの選手達はいつも以上に疲労を抱えながら戦っている印象。緊張感のある試合が続いていたこともあり心身ともに重圧に負けてしまいそうな状態でした。第3Qに簡単に打たせてしまった3Pシュートにより、逆転され3点差となりました。

3Q かえつ中 13-19 三砂中

かえつの選手達は「後半に強い」傾向があります。心身ともにボロボロの選手達に、「みんなはいつだって最後の最後にパワーを発揮して、相手を倒してきた!逆転して絶対勝つぞ!!」と伝え、送り出しました。

すると、「絶対に勝って決勝に行く!」という強い想いが選手達を突き動かし、三砂中の選手達を圧倒していきます。「この子達は何てメンタルの強い子達なんだ」と感心しました。残り時間30秒ほどで、逆転し3点のリードを奪ったところで、相手チームがタイムアウト。絶対に3Pシュートを打たせないよう指示を出し、その指示通りに相手のセットプレーに対してDFをしたのですが・・・

シュートチェックがある中で相手の8番の選手の3Pが成功

すぐにタイムアウトを取り、次のワンプレーのセットOFを指示しますが、終盤での同点、ミスをしたら負けるかも。というプレッシャーの中で戦っている選手達に余裕はなく、ラストのプレーは得点に繋がらず延長となりました。

4Q かえつ中 14-11 三砂中

オーバータイムでは「勝ってたのに・・・」「どうして延長戦になってしまったんだ・・・」という動揺から選手達のメンタルが立て直すことができず、逆に勢いのついた三砂中の選手達の前にやられてしまいました。

OT かえつ中 4-9 三砂中    最終スコア かえつ中 50-55 三砂中

 

優勝することが目標だった選手達、準決勝の勝利をタイムアップ前に確信してしまい、その油断から招いた敗北。試合後の選手達は涙を流し、悔しがっておりました。その姿に胸をうたれました。他校の先生方も「悔しさを涙を流して表現できる。素晴らしいですね。気持ちの強さを感じます」と仰ってくれました。

その後のミーティングでも「良い試合であったこと」「敗れた悔しさ」「勝負の難しさ」「タイムアップまで勝ちを確信しない」などポイントを共有して、「次の3位決定戦に備えよう!」と話をしました。

 

悔しがっていた選手達も、次の3位決定戦では絶対に負けない!と強い気持ちに切り替えができたようで、深川第一中学校との3位決定戦に臨みました。この試合も一進一退のシーソーゲーム。前半は同点、第3Q終了時にやっと6点差で有利に立つと。最後は選手達の真骨頂!第4Qで相手を突き放し、見事勝利することができました。

 深川一中 54-67 かえつ中

(1Q 13-10 2Q 14-17 3Q 10-16 4Q 17-24)

今大会は2回戦でインフルエンザによるキャプテンとエースの離脱、準決勝にて劇的な逆転負け、悔し涙から得た3位決定戦での勝利とたくさんの経験を積めた大会となりました。応援して下さった保護者の方々から「楽しめ-」「楽しんで―」と声援が送られる度に、選手・チーム・応援団の一体感を感じました。今大会に関わって下さった全ての皆様に感謝致します。ありがとうございました。

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