ダンス部

[ダンス部] 中学1年 東日本中学ダンスドリル選手権 ご報告

DATE : 2019/3/31

3月30日(土) 駒沢体育館にて 東日本中学ダンスドリル選手権2019が行われました。<結果> 中学生 JAZZ/リリカル部門 第一位   J1’s number

今回は、各学年各カテゴリーのスケジュールもあり、その中で中学1年生が、出場したいと申し出てきました。

大会に出場するということは、簡単なことではありません。まずは、どんな大会なのかを調べ、それに合わせ、作品(曲も含め)を創り、衣装を手配し、本番をイメージしながら、練習メニューとスケジュールを組まなければなりません。

さて、「やりたい」気持ちは伝わりました。でも、あと1ヶ月で作品(曲編集)を創り、衣装…、練習…。本当に想像出来ている?

「やりたい」と言ってきたのも期限が過ぎており、出だしからスローペース!

これらもせっかくだから、すべてを学びに変えたい!

指示を出し過ぎず、当日までにはカタチになるように…、とスタッフ。

ルールブックも早々渡し、分からないことは先輩にきいたり、ネットで調べたり、それを遠くから見て、間違っていれば、アドバイスをしたり、指摘をしたり…、大会当日までのプロセスは、この繰り返し。。。

当日の1本は、楽しそうに踊っていました。本人たちの振り返りでも照明が当たって、たくさんの人に観てもらって、11人で踊れたことが楽しかったと…。

楽しかったことは、良かったなと!

では、その楽しいって、どんな楽しい?そう、きいてみたところ、友だちと遊んでいる時と同じ楽しさ!

なるほどと思いました。この感覚も悪くはないのですが、この感覚が今回の大会で一番の学びを与えてくれました。

それは、もちろん大会当日なので、いつものテンションでないことは当然で、そこで目標(今回でいうと、どんな1本にする?)がしっかり共有されていれば、本番までの流れ(行動)は、そこに向かっていったと思います。

しかし、今回は練習してきたものを台無しにしてしまう行動を選択してしまいました。

自分たちが出場する大会は、どんな大会なのか。どんなルールが定められているのか。

それが例え、入退場だとしてもルールがありました。

練習通りに入退場を行えば、減点されずに済みました。(それが無いように練習させたはず…)

大会への意識づけに、「発表会(自分たちだけのこと)ではないよ。大会だよ。楽しむことは、大事だけれど、大会を楽しむためには…」と練習中に何度もかけた言葉!

でも、本番は…。スタッフもまだまだだと反省です。

→最初から、作品を与えられると何も考えずとも熟せばよく、イレギュラーが起こってもミスのままで、リカバリー出来ない。作品創りをすることで、一人ひとりの頭の中にルールも作品の流れも入っていれば、臨機応変に対応出来る。この違いです。(フィギュアスケートの選手がよく本番を振り返って話しているアレです。)

夏の大会までに知識も蓄えることで、力を発揮出来る場もそれに見合う結果も得られるのかなと思います。

また、今回は選手だけでなくサポーターの部員にも良い学びがあったようです。

「自分が選手のときには見えないところ、気づけないところを外から見て…。」「自分たちのことしか考えられていないと先生に言われていたことが、中1のサポートについて分かった!」「練習で言われていること、準備のすべてが本番につながっているんだなぁ!」

と、帰りのmtgで後輩に伝えていました。必要なときに必要な出来事が起こっていると考えると、ケガをしたこの部員にも気づきがあり、スタッフとしては、これをきっかけにもっと良いダンサーになって欲しいと願うばかり。。。

*****

4月からは…。

5月のGW中に行われる恒例のイベントの練習(文化祭でも発表する作品)と夏の大会(6月7月)に向けて、3つのカテゴリーが動き出します。

新入生の皆さん、皆さんにもチャンスはすぐに訪れますよ。早めに学校に慣れ、部活動が出来る体力をつけ、夏の大会に向けて、一緒に頑張りませんか?(学習は、言うまでもなく…)٩( ‘ω’ )و

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