みなさんこんにちは。科学部です。
大変長らくお待たせしました!!! 遺伝子導入の実験の考察を発表します!!
●かえつ有明がある江東区の臨海地区には最近、東京オリンピックで使用される会場がどんどん完成に近づいています!
来年が楽しみです!
↑ 化学室の窓から。
●以前、遺伝子導入の実験を行いました。その際の考察を部員に書いてもらいました。
部員の書いた考察の中で一番良かったものを載せます。
(余談:ちなみに、この考察を書いた高3のIくんは、文系の生徒です!
科学部では文系の生徒も科学に親しみ、理系の生徒は知識を深めて、楽しく活動しています!
筆者K(高3)は理系ですが、ここまで上手に考察できないです。。。(笑))
↓遺伝子導入の実験の考察を記したPDFファイルです。ぜひご覧下さい。
考察
いかがでしたでしょうか。他の人の考察シートは文化祭で展示予定です。その際にぜひご覧下さい。
(文化祭での展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。)
●本日の活動の様子を紹介します。
【実験】 エステルの合成実験
酸とアルコールとから、水を分離し縮合して生成する化合物の総称のことを「エステル」といいます。
酢酸とエチルアルコール(エタノールのことです)とから得られる酢酸エチルなどが代表例です。
試験管に酢酸と2-プロパノールを入れます。
濃硫酸を1滴加えます。
約80℃の温浴で、数分間加熱します。
濃硫酸は「触媒」として加えたので、炭酸水素ナトリウム水溶液(重曹水溶液)
を加えて中和します。
※触媒とは、化学反応の際に、それ自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する働きをする物質のことです。
↑ 泡が発生しています。
うまく完成しました!
今回作成した「酢酸イソプロピル」は、果物の桃のにおいがします。
香料としても利用されています。
(このことを部員に伝えたところ、「ぜんぜん桃のにおいがしない」だの、
「どちらかというとりんごのにおいだな」とか言っていました。)
他にも果物のにおいがする物質があるんです!!
部員たちは、どんな果物なのか想像しながら予想していました。
またの活動をお楽しみに!