6月4日(火)
OECDで 事務総長教育政策特別顧問兼教育・スキル局長をされているアンドレアス・シュライヒャーさんが学校視察のためご来校されました。
1限に授業視察、2限に生徒との対話を行いました。
世界の教育改革のトップの方と言っても過言ではなく、先日の東大での講演会には300名の澄明な方々が集まっていたそうです。
ちなみに今回の来日で学校を視察をしたのはかえつ有明だけです。
上の写真は源氏物語の導入に「自身の強み」と「本単元で得たい学びのパターン」を自分なりに結びつけ、どのように学びを深めていくのか「ラーニングパターンカード」を使いながら共有しているシーン。シュライヒャー局長もそれぞれの生徒の「自分軸」に合わせた「学び方」に強く関心を示し、生徒たちの説明に聞き入っていました。
また、授業後は生徒たちと円座になり、次々に飛び出してくる生徒たちからの教育への想いに真剣に耳を傾け、その一つひとつに丁寧に答えていました。
*プロフィール*
アンドレアス・シュライヒャー アンドレアス・シュライヒャー氏は OECD 事務総長教育政策特別顧問兼教育・スキル局長を務め ており,スキルの開発と利用及びその社会経済的効果に関する OECD の調査研究の戦略的な統括 も行っている。これには,生徒の学習到達度調査(PISA),国際成人力調査(PIAAC),OECD 国 際教員指導環境調査(TALIS)ならびに教育システムの成果に関する指標の開発や分析(INES) が含まれる。OECD に参加する以前は国際教育到達度評価学会の分析部長を務めていた。ドイツ で物理学を学び,オーストラリアで数学及び統計学の学位を受けている。「民主主義への模範的 な取組」に対しドイツ連邦共和国初代大統領の名において授与される「テオドア・フス」賞を はじめ,数多くの受賞歴がある。ハイデルベルク大学の名誉教授の称号を得ている。
参考:http://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2018/20180727.htm