高校3年では、森鷗外の小説『舞姫』を学んでいます。これは、近代日本初期の時代を背景に、ドイツ留学をした森鷗外が自分の体験をモチーフに書いた作品です。
ご紹介するのは、全文を学習したあとの研究発表です。
「舞姫は、豊太郎の成長物語か?」「エリスにとって豊太郎はどんな存在か?」「物語の中の、豊太郎の母の死が持つ意味は?」「物語からうかがえるエリスの心情の変化とは?」などの問いを自分で立て、自分の意見を発表していきます。
『舞姫』を読んだあとに、各自が『舞姫』で何を考えるか、現代に生きる高校生としての視点からユニークな意見交換会となりました。
当日は、他校からの見学もあり、いらしてくださった先生方からも貴重なアドバイスをいただき、更に学習が深まりました