まなび

【サイエンス】中1「スパイダー・ウェブ・ディスカッション(スパイダー討論)」(SWD)を実施

DATE : 2019/10/22

1サイエンスでは、「スパイダー・ウェブ・ディスカッション(スパイダー討論)(SWD)を実施しています。

「スパイダー・ウェブ・ディスカッション」とは

生徒が自主的に安心、安全の場を作り、深い議論を目指すための討論形式です。

まず、深い議論にするために、ルーブリックを提示します。また、討論を客観的に観察し、発言の流れを可視化するエキスパートを配置します。その役割は生徒が担います。

ルーブリック

⚫︎全員が平等にテーマを意識して参加した

⚫︎一度に話す人はひとりで、良いペースで活発な話し合いだった

⚫︎チーム内で出てきた疑問や質問はみんなで解決する努力ができた

⚫︎小さなつぶやきも無視されず、おとなしい人にも発言しやすい雰囲気や声がけができた

⚫︎誰かが話しているときには、話し手が不快になる態度や行動を取ることなく、何を言おうとしてるか一生懸命わかろうと努力できた

討論終了後、自分たちの討論を5段階で評価し、蜘蛛の巣のようなエキスパートの記録と講評も参考にします。その後、次の議論の目標を立てます。

根気よく、繰り返しこの討論を続けていくと、

「生徒たちは、スパイダー討論の実践を積むに従ってコミュニケーション・スキルが向上し、クラスメイトに対してより共感的になり、より良い問題解決者になり、自立した学び手になっていきます。」(『最高の授業』の訳者吉田新一郎氏コメントより)

かえつ有明は、日本で最初に「スパイダー・ウェブ・ディスカッション」を教育の現場に取り入れました。この討論が紹介されている本『最高の授業』(アレキシス・ウィギンス著 吉田新一郎訳 新評論刊)のあとがきにかえつ有明の教科サイエンス等での実践が紹介されています。

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