お久しぶりです
ゴールデンウィークが明けましたが、みなさんはどのように過ごされましたか?
は、受験に向けて準備をしつつも、クラスメイトとディズニーシーに遊びに行ったり、祖父母の家に行ったりと、充実した時間を過ごしました!
さて今回は、新クラス3年生のPJ(プロジェクト)授業での様子を、いくつかご紹介したいと思います!
この「プロジェクト」という授業は、学年や先生によって、テーマや授業内容が多種多様で、とってもユニークなんです!どの授業も本当に面白いので、ぜひ最後まで読んでください
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そもそもPJ(プロジェクト)の授業とは?
プロジェクトの授業では、対話やワークなど、いろいろな方法を通じて自分の興味や関心を深めていきます! 他の人の考えや感性に触れながら、自分自身とじっくり向き合うことができる時間です
もっと詳しく知りたい方は、かえつHPにあるプロジェクト科や、過去の新クラスの日常の記事【高校新クラスの日常】2024 「結局、プロジェクト科ってなんだ…?」 を読んでみてください!
そんなPJの授業で、最近
たちが行った授業内容を共有したいと思います!LET’S GO〜
①受験に対する思いをペアインタビュー
大学受験が迫っている
たちは、2人1組になり、「受験とどのように向き合っているのか」をテーマに、インタビューをし合いました!
2枚目の写真にある質問事項がインタビューの内容です!ペアが話している間は、相手の話を静かに「聞きながら」バインダーに挟んだプリント(2枚目の写真)にメモしていきます
授業終わりに、お互いが書いたプリントを交換しました。
ここで大切なのは、「聞く姿勢」です
相手の話を否定せず、自分の意見や経験を挟まず、ただ受け止めて聞くことを意識しました。


余談ですが、ペア決めは「ニョッキ」というゲームで行いました!
ランダムに決めるのも良いけれど、「せっかくなら楽しく面白く決めたいよね!」ということで(笑)
ニョッキというゲームでは、1人ずつ「1ニョッキ!」「2ニョッキ!」と叫んでいくのですが、誰とも被らずに言わなくてはいけません!そこで、ペア決めのために少しアレンジをして、同じタイミングで「ニョッキ!」と言ってしまった人同士でペアになろう、というルールでペア決めをしました
②受験に関する対話
①でご紹介したように、2人で話し合うだけでなく、「そもそも受験ってなんだろう」「お互いがどのように受験と向き合っているのか」というテーマで、クラス全体での対話も行いました
今回行った対話の形式として、まず最初にみんなで大きな円を作りました。その円の中心に、発言したい人が自分の意志で進んでいき、小さな円を作って語り合うスタイルで対話を行いました!
話を聞きたいだけの人は外側の大きい円で動かずに座っています。
この対話方式では無理に発言する必要はなく、安心して対話の場を作ることがとても大切!もちろんここでも、相手の話を否定しないこと、真剣に耳を傾けることを意識することが大切です
対話の最中、「自分はこの学部でいいのだろうか」「”良い”大学に入らないといけない」など様々な声が飛び交い、クラスメイトそれぞれが、色んな思いを抱えていることに気が付きました。
対話が進むごとに、内側の縁の顔ぶれが変わっていくスタイルですが、その度に、話題の視点も空気も少しずつ変わっていて、受験に対する考えを深めるきっかけになりました
まだまだ不安や焦りの気持ちもありますが、こうしてクラス全体で受験という大きな山に向かって進んでいます



※3年A組の授業中の写真が撮れなかったため、他のクラスの対話の様子をお借りしました
対話の形式は同じです!
③保護者がゲストに?!PJ授業に登場!
ある日のプロジェクトの授業では、なんとクラスメイトのお父さんがゲストとして登場しました

これまでのキャリアや人生で大切にしてきたこと、仕事への思いなど、じっくりお話を聞かせていただきました!
実はこの授業企画、クラスメイトの1人が「保護者と生徒で交流したい、まずは自分のお父さんを呼びたい」と提案して実現したんです
クラスメイトがこの授業を企画したきっかけとしては、
かえつでは日頃から多くの外部からのゲストの方々にお越しいただく機会がありますが、その多くは教育に携わっていたり、教育に強い関心を持つ方々です。なので、(もちろんその中にもさまざまな価値観や経歴がありますが)どうしても「教育」というフィールドの中に収まりがちな部分もあります…
そんな中!
のクラスメイトは「普段だったらなかなか出会えないような仕事をしている人と話すことで、新しく視野が広がるのではないか!」と考え、自分のお父さんを最初のゲストとして呼ぶことを提案しました
実際にお越しいただいたクラスメイトのお父さんは、まさに教育とは異なる業界で働く方でした!
普段では知ることのない大人のリアルな働き方や価値観に触れ、「こういう考え方も進路選びに活かせるかもしれない」「将来こんな道もあるのか」と、生徒一人一人が自分の進路と再び向き合う素敵な時間になりました!


今回きてくださったクラスメイトのお父さんの、独特なバックグラウンドやお仕事のお話は、貴重なお話ばかりで、とても興味深かったです
実は、時々、クラスメイトの表情とそのお父さんの表情がそっくりで、「あ、似てるなあ」なんて思いながら話を聞いていたのは、ここだけの秘密です(笑)
他にも、面白いクラスメイトのご家族がどんな仕事をしていて、どんなことを考えているのか、
はもっと知りたくなりました!
④授業でボードゲーム?!
また別のプロジェクトの授業では、「アルモンデ広告社」というボードゲームを行いました!
このゲームは、限られた「あるもん(手元にあるもの)でなんとかすること」をコンセプトとしたゲームです。ゲームの設定上、プレイヤーは架空の広告会社の社員となり、提示されたお題の商品のキャッチフレーズを、自分の手元にあるカードだけで考えます

手元にあるカードは数が限られているので、お題を伝えようとして必死に作り上げたキャッチフレーズがすごく面白かったりします!
例えば、お題が「カリスマ美容師」だとします
友人が手元にあるカードからひねり出したキャッチフレーズは、「その手・に・授ける・!」でした(笑)


ここまで説明したのがゲーム本来の遊び方で、これだけでも十分面白いのですが、プロジェクトの授業では少し、違った活用もしました!
それが、クラスメイトのキャッチフレーズを作るという遊び方です!
自分のためにグループのみんなが真剣にキャッチフレーズを考えてくれて、
は照れくさかったですが、すごく嬉しかったです

さらに、「どうしてそのキャッチフレーズにしたのか」のミニプレゼンも行いました。
全員がお互いを大切に思っているからこそ、実現できた時間でした
最後には担任の先生のキャッチフレーズをみんなで考えたのですが、大盛り上がりでした!(笑)
かえつにはボードゲームが沢山あるので、授業外にも、休み時間や放課後に、それらを使って、下の写真のように遊ぶこともあります!
盛り上がりすぎて、注意されることもあるので、ほどほどに楽しみます


改めて、「こんなことやってみたい」を全力で応援してくれるこの環境に感謝しています
プロジェクトの内容はその時々でさまざま!学年ごとの雰囲気によっても大きく変わります!
これからも、面白くて、個性豊かなプロジェクトのお話をたくさんお届けしていきますので、お見逃しなく!!
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これからも、どうぞよろしくお願いします!!
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