はじめまして!新しく「高校新クラスの日常」を書かせていただくことになった、新クラス11期生(高校1年生)の
です!
実は、
️はかえつ有明高等学校に入る前は中学生までインターナショナルスクールに通っていました!そんな
️がかえつ有明新クラスに入って感じたことやそれぞれの違いをご紹介します!
さて、みなさん突然ですが「インターナショナルスクール」に対してどんなイメージを持っていますか?「英語ばっかり?」「自由そう?」「みんなハーフ?」
—— 正直、人の数だけイメージがあると言われるように、そこに正解も不正解もないんです。
がかえつ有明高校に入学する前は、IBというカリキュラムのインターナショナルスクール(以下インター)に通っていました。そこでまず驚いたのは、「似てるところが思ったより多い!」ということでした。

⬆IB(国際バカロレア)のカリキュラム:年長から高校3年生に対して4つに分かれた成長段階や進路に合わせて子ども達をサポートする仕組みなっているプログラム
かえつに入る前は、「“日本の高校”って厳しそうだな…
」と勝手に思ってました。髪型の指定や上下関係が厳しく、どこか閉鎖的で自由が少ないイメージ。
でも実際に新クラスに入ってみると、ディスカッション中心の授業や、自分の意見を発信する雰囲気がすごくインターに似ていて
はもうびっくり仰天!
たとえば、英語の授業で「作品のテーマについて自分の解釈をクラスメイトにシェアしよう」という場面がありました。インターの授業で慣れていた「自分なりの見方を話す」感覚が、ここでもそのまま生きた気がしました。むしろ、周りの子たちの意見のバリエーションの広さに「うわ、かえつすご……」と軽く衝撃を受けたのを覚えています。
インターでは当たり前だった「意見を出す勇気」や「質問する姿勢」が、ここでもちゃんと活きてるんです!
もちろん、違いを感じる部分もあります。かえつでは、クラスメイトと毎日会って“リズム”がある感覚が心地いいなと思う反面、インターでは朝のホームルームや掃除の時間はなく、スケジュールもかなり自由でした。
たとえば、
など、とにかく選択肢が多かったんです


⬆先程挙げた最初の2つの例を分かりやすいように写真で見るとこんな感じです。(左:パフォーマンスコンテストの予告。右:金曜日私服OK)
けれど逆に、ルールが無いぶん「自分が何を選ぶか」「どう行動するか」が問われる場も多く、少し孤独を感じやすい環境でした。
かえつでは、毎朝ホームルームで先生の声を聞き、クラスの空気にふれ、掃除をして
——そんな「みんなで動く」時間が日常に自然とある。その“繋がり”に、ちょっと安心する自分がいました。
また、インターとかえつの文化の違いで、戸惑ったこともあります。たとえばインターでは「相手の目を見て話す」のが当たり前ですが、日本では、じっと目を見ると「にらんでる?」って思われてしまうこともあって

他にも:
そんな小さなギャップに出会うたびに、「あ、自分って二つの文化の“あいだ”にいるんだな」と気づきます。
にとって“あいだ”にいることは、「どちらが正しいか」ではなくて、「どちらも“アリ”で、自由に選べること」がひとつの唯一無二なアイデンティティになっています。
もう少し
の体験をお話しさせてください。インターでの授業は、日本の高校とは重視していることが全く違っていたので、「日本の高校でちゃんとやっていけるのかな……」という不安が正直、すごく大きかったです。
特に「試験」のスタイルが違うことが心配でした。
の通っていたインターでは「MAPテスト」というアプリで、決まった時間にパソコンでテストを受ける形式でした。紙のテストは一切なく、図書館のようなオープンスペースで、個々にイヤホンをして問題に集中していました。

⬆NWEAという教育機関が作ったオンラインの学力測定ツールで、生徒の理解度や成長を定期的にチェックしてくれる仕組みです。(もちろん不正防止の工夫もあります!)
そんな環境から来た
にとって、筆記試験+暗記+定期テストの連続は、正直とてもハードでした……
。最初の頃は自信をなくしかけたこともあります。でも、そんな中で支えてくれたのが、やっぱり**クラスメートの「受け入れる空気」でした。
ちょっとズレた答えを言っても、「へえ〜!そんな考え方もあるんだ!」と受け止めてくれ、質問をすると、「あ、それ実はこうなんだよ〜!」と優しく教えてくれる。
その“受け入れてくれる温度感”が、
には本当にありがたくて、「帰ってきた」と思える瞬間が、日を追うごとに増えていきました。
今、
はインターから来た高入生という「よそ者」ではなくて、新クラスという小さな社会の中にいる、ちょっと変わった視点を持っているひとりだと感じています。
誰かにとって当たり前の日常が、
には新鮮だったり、
にとって当たり前だったことが、みんなには少し不思議だったり。
でも、そうした違いこそが「多様性」であり、クラスの“色”を作る大事なピースなのかもしれません。今後、もっとたくさんの「新しさ」と出会っていくと思いますが、そんな毎日が、
はちょっと楽しみです
それでは、次回の「新クラスの日常」もお楽しみに~
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